10月15日 ~今日は何の日?グレゴリオ暦制定の日!~
おはようございます。
涼しくて過ごしやすい行楽日和が続いていますね!
この天気がもう少し続くとうれしいのですが、11月にはもう肌寒くなるのだろうなと予想しています。
今日は新しい植物ネタがありません。
そこで「今日は何の日」か調べてみたところ、「グレゴリオ暦」制定の日という事でした。
西洋社会では、グレゴリオ暦を採用する以前は、ローマ帝国時代の「ユリウス暦」が一般に用いられていました。対して日本や中国などのアジア圏では太陰太陽暦が一般的でした。
ユリウス暦と言えば、歴代のローマ皇帝は、月の名前に自分の名前をつけることがトレンドでした。
中には全ての月の名前を変えてしまった皇帝もいるそうです。
グレゴリオ暦は基本的にユリウス暦時代の呼称を受け継いでいます。ユリウス暦では1月から6月まではマルスやウェヌス(アフロディーテ)等の、ローマ神話の神の名前から、7月、8月は偉大な功績を遺した皇帝のユリウス・カエサル及びアウグストゥスから、9月から12月はローマ数字から命名されています。
加えて2年に一度程度閏月、閏日が20日程度あったようです。
なお「傲慢にも皇帝の名前をねじ込んだために、月の数字がずれてしまった」というのはよくある誤解です。
実際には、ユリウス暦の11月をグレゴリオ暦の1月としたために、数字が2ずつずれているのです。
ゆえに8を意味するオクト(October)が10月だったり、10を意味するデカ(December)が12月だったりするのです。
グレゴリオ暦の日でしたが、ほとんどユリウス暦の話になってしまいました。
普段の植物の話と同様、法律事務所とは全く関係のない話ですね。
暦の話に因んで、今年も残すところあと2か月と半分です。
今週もよろしくお願いします。